設計、施工、完成までの流れ
基本計画
どのような建築を創造するか?
スタートはまずそのイメージを確認し、敷地を観察するところから始ります。
敷地の可能性を探り、イメージを具体空間へ導き最良のプランを創造します。
計画は実際に建てられる建築の規模や性格、性能を決定する重要なステップです。
期 間 | お施主様にとって、又我々にとっても納得出来るものが出来上がるまで。 |
設 計 料 | 無料です。パース、模型については相談下さい。 |
依頼条件 | 建築の熱意があること。 |
設計・監理契約
計画が終了すると、次のステップへ向け契約を結びます。設計料が発生するの
はここからです。
我々は出来上がった計画を確実に建築にするための責任を負います。
- 契約は社団法人新日本建築家協会-業務依託契約に基ずく公正なものです。
- 設計料とは最良の設計を提供するに要する仕事への報酬です。その目安を表にしました。
設計料の内訳の比率は<基本計画>:<実施設計>:<現場監理>が各々1:1:1程度です。
建築の状況は様々です。契約、設計料の内容については相談の上で決定しています。
<設計料の目安>
工事費 | 設計料 - 比率 |
~3,000万円 | 8~10% |
3,000万円~5,000万円 | 6~8% |
5,000万円~ | 5~7% |
実施設計
実際に創られるものの設計図を描きます。
計画に盛り込んだアイディアをどのように実現にするか?個性を正しく表現で
きるか?想定した性能を発揮できるかを検討し図面を仕上げていきます。
期 間 | 1~2ケ月程度 |
図面種類 | 建築主体,構造,設備,電気 |
見積・業者選定
実施設計図面を元に施工業者へ見積もりを依頼します。
予算との整合性を保つ重要なステップです。業者の選定は価格、信頼性、技術
力を判断して決定します。
また、実施設計をもとに確認申請も行います。
ポイント1 | 業者に”競争”を促すこと。正しく競う環境をつくるのも設計の仕事です。 設計料程度のコストダウンは十分に可能です。 |
ポイント2 | 建築の見積もりは項目も多く、把握・比較は容易ではありません。 プロの目で選定いたします。 |
着 工
建設許可後、いよいよ着工です。
お施主様と施工者、設計者の3者の協調が大切になります。建築現場は様々な
工事種類の職人が携わり、刻一刻とその姿を現します。
期 間 | 一般的な木造住宅で3~4ヶ月程度が目安です。 |
設計監理
設計図書のとおりに工事が行われているかを現場で監理します。
建築現場は実際に造り、新たな空間を生む場所です。その過程で改善や改良の
余地が見つかることは少なくありません.
時間とコストの制約を尊重しつつ、可能な限り改良を重ね現場で決めて行くス
タンスが理想です。
期 間 | 基本は週に一度、現場を確認します。しかし必要な場合は毎日足を運ぶことも 珍しくはありません. |
完成・引渡し
ステップを1から順に進め、晴れて完成・引渡しです。
お施主様の笑顔は職人を含め関わる人間の笑顔を誘います。そうあるよう日々
努めています。
アフター | 様々なメンテナンス、トラブルの窓口になり、適切な処置・対応をします。 ここでもプロの目での監理を提供しています。 |